失敗・挫折に屈しない方法

成長力向上術

偽りの価値観

仕事や営業って、本当に意識一つでガラッと成績が変わってしまうことがありますよね。

例えば失敗を乗り越えるにしても、その失敗の大きさ次第では乗り越えることはできず、そこから学ぶどころか心が折れてしまい、再起不能になることもあります。

でも、その同じ失敗は別の人から見ると大したことなかったり、なぜそんなに落ち込むかわからないようなことも多くあります。

要は、価値観の違いです。

【偽りの価値観!】1000万円プレイヤー元ホスト(現上場企業エリート管理職)が教える!絶対に成功する営業術Vo.17《チャラリーマン第7世代》

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人生の分岐点

人は時間と労力をかければかけるほど、それが、重要で大事なことだと思い込んでいく。

自分にとっては、人生を大きく左右し兼ねない失敗と思い込んでしまい、まるで人生が終わったかのように落ち込む。

受験、就職活動、恋愛、いろいろな場面でそれが見受けられるが、本当にそんなに大きな出来事なのか?

いや、人生において、その失敗一つは大したことないことなんです。

正確にいうと、そう思うことでそうなります。

例えば
「受験に失敗して、引きこもりになり、親が死ぬまでニートを続け、ようやく気付いたころには、一人ぼっちで何もする気力が湧かなくなっている、就職しようにも何の経験もなく雇ってくれるところがなかった」
としましょう。

まるで受験に失敗したことが人生を大きく揺るがしているようにも思えます。

がしかし、これは本当に受験に失敗したから起きたことなんでしょうか?


答えはNO。

受験に落ちたあとの行動や考え方が問題。

確かに一生懸命勉強して第一志望校に受からなければショックなのはわかります。
(何を隠そう私ミナミも大学受験で失敗して大変落ち込みました)

しかし、人生のうちの数年を犠牲にするほど、落ち込むことべきことなのでしょうか?

確かにこの出来事が全てのトリガーになっていることは間違いなくなさそうですが、いつまでもニート生活をすることになった原因と言えるでしょうか?

分岐点は、失敗を理由に立ち直ろうとしなかった自分にあります。

受験失敗を自分の人生さながらに考えてしまい、その後の行動意欲を奪ってしまったんです。

フォーカシング・イリュージョン


仕事でも同じようなことが起こり得ます。

失敗→反省→学ぶ→次に活かすというルーティンは生きている限りずっと続いていく。

例えば、“今後の社の命運を分けるほどの商談“と“そうでもないよくありがちな商談“があったとしましょう。

前者のほうがプレッシャーがすごいのは言うまでもありません。

実際に前者・後者でプレッシャーやそこに対する思い入れに違いがあってもしょうがないと思います。

問題はその後なんです。

仮にこの商談に失敗しライバル会社に成果を持っていかれてしまった場合、あなたはどのように考えますか?

おそらく前者の場合、立ち直れないほどのショックを受けて、あたかも自分の営業人生に終止符を打ってしまったとおもうくらい落ち込むのではないでしょうか?

対して、後者の場合、ある程度落ち込むものの失敗を次に活かして頑張るぞ!と意気込むのではないでしょうか?

私は人生で落ち込んでいる時間ほどもったいないものはないと思っています。

やってしまったことはしょうがない。

そこから得られるものを根こそぎ取って「次こそは!!」と思ったほうが、自分のためになりますよね。

時には開き直りも大事です。

当然、反省は絶対に必要です。

反省もせずに開き直るだけ、周りに影響を出してしまったのならそこも整理したうえで次に進まなければいけない。

何が言いたいかというと、前者も後者も失敗という点では同じなんですが、先に述べたルーティンに当てはめて向き合っていくべきことなのに

あなたの価値観だけで失敗に大きさを付加してしまうのは危険です!!

あなたが前者の失敗に対して大きなものを感じたのは、周りの反応や今まで培ってきた経験からの先入観なんです。

逆に後者の失敗をちゃんと省みない可能性もでてきてしまう。

これを心理学用語でフォーカシングイリュージョンというんです。

“特定の要素だけに意識がいってしまい、あたかもそれが自分の人生にとって、とても重要であるかのような錯覚に陥ってしまうこと“

そのせいで乗り越えられる失敗も乗り越えられないようになってしまい、挫折してしまうんです。

人生は俯瞰が大事!

そうならないためには、とにかく意識の幅を広げることです。

この失敗は自分の長い人生の中では、ほんの一部のことであると思うこと。

人は時間と労力をかけたものほど重要、大事と思ってしまうため、距離を置いて結果とその後に注目してみましょう。

そうすれば、これからやらなければ行けないことが分かります。

そして、その失敗を機に先を見据えて学ぶことができれば必ずいつか実を結ぶことができます。

自身の人生において、本当に大事なことが何か?

しっかり目標や指標を持つことで、さらにフォーカシングイリュージョンの魔の手から脱出することができます。

芯がある人が強いのはそこがあるから。

自分の人生を自らリタイアする前に明確な目標を持ち、未来を見据えて仕事に取り組んでいきましょう。

オススメ本「Think Smart」

今回説明させてもらったフォーカシング・イリュージョンについては、前回ご紹介した「Think crealy」に詳しく書いてますので、よかったらご覧ください。

今回ご紹介させていただくのは、「Think crealy」の続編です。

「色々な思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法」

を教えてくれる本です。

この本を読めば、日常での視野が大きく広がります。

Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法

是非ご覧あれ!

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